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Author:バカッパ
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2017/11/09 (Thu) 01:16
『幕末妖人伝』

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山田風太郎『幕末妖人伝』を読みました。

風太郎先生の昔の作品群(特に幕末~明治)を小学館文庫で再編したシリーズが出ておりまして、読み逃した作品の数々が読めて本当にありがたいです。編者の日下三蔵氏に本当に感謝です(笑)

では各作品の感想を。

「からすがね検校」
盲人から大金貸しにのしあがった男の話。武士を物ともせずのし上がっていく様は凄まじさを感じます。彼の子孫がとある大物というのも驚きました。

「ヤマトフの逃亡」
開国後のロシアに日本人のヤマトフという者がいたそうですが、彼を題材にした作品。本名は立花久米蔵という掛川藩士らしいですが、彼が逃亡に至るまでを描いています。最後、悲哀を感じさせる者同士、某ロシアの大文豪と一緒にいさせる辺りは風太郎先生の悪戯心からでしょうか。

「おれは不知火」
佐久間象山を切った男と、仇を討とうとする息子の因縁を描いた作品。既読のため、省略。

「首の座」
江藤新平を主とはしていますが、キリシタンを転ばせる部分が目を引く作品。同じく既読のため、省略。

「東京南町奉行」
某江戸幕府の頃の要人の老成した姿を描いた一作。これも既読のため、省略。

「新選組の道化師」
新選組の初代局長・芹沢鴨を題材にした一作。芹沢鴨の前身が木村継次という水戸の出とは知りませんでした。風太郎先生らしく、女を抱かないと物凄い苛立ちを起こし、狂的に強くなるというキャラ造形は上手いと思いました。幾分創作も混じっているとは思いますが、芹沢の歴史が読み取れて興味深かったです。

「伝馬町から今晩は」
高野長英の逃亡を描いた作品。既読のため省略。

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