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バカッパ

Author:バカッパ
作家志望40代の書評等日記のようなものです。

自作の小説については、「小説家になろう」サイトに掲載されておりますので、興味があれば是非!

作家としては山田風太郎先生を敬愛しています。その他、マンガ(古くは藤子不二雄・石森章太郎、キン肉マン、最近のモノまで)、ゲーム(ドラクエ・逆転裁判など)、プロレス(主にNOAHを応援しています)、特撮(ウルトラマン・仮面ライダー)などが好きです。

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2020/09/14 (Mon) 20:42
『ヤクルトスワローズ論』

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野村克也『ヤクルトスワローズ論』も読んでました。

「野村監督、最後の言葉」とありますが、亡くなられた後に刊行されているようなので、生前に制作はされていた著書なんだと思います。

野村監督の本は何冊か読んでいるので、若干焼き直し的な部分もありましたが、それでも興味深く読み進めました。宮本慎也さんとの対談や、ヤクルト監督時代の選手の起用やコンバートの裏側など、面白かったです。飯田選手が捕手から野手に替わる際に、キャッチャーミットを買ってやって、そのお金でグローブを買うように指示したなんていい話です。

あとは生い立ちの話や、選手時代の指揮官の話、鉄腕・稲尾との読み合いなど、目を引く内容が多かったです。

本当に野球界にとって凄い人材を亡くしたのだと、改めて実感した次第です。

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2020/09/12 (Sat) 20:38
『笊ノ目万兵衛門外へ』

zarunome.jpg

山田風太郎『笊ノ目万兵衛門外へ』も読んでました。

新たに編集された短編集で、未読の作品もあったのでありがたい限りです。私は読みましたが、室町物も復刊するようで、良い試みですね。

『笊ノ目万兵衛門外へ』
表題作ですが、既読のため省略。

『明智太閤』
明智光秀が本能寺の変後、天下を取っていたらというIF的作品。最後は当然の帰結となりますが、風太郎先生の視点が面白い。

『姫君何処におらすか』
既読のため省略。

『南無殺生三万人』
初代火付盗賊改めの中山勘解由の就任以後の人生を描いた怪作。当時、疑わしい者もどんどん斬ったようで、総勢三万人は斬ったというのだから恐れ入る。「この世に有害無益でない人間は一人もない」とは言い得て妙かと思う。

『お江戸英雄坂』
英雄になりたいと立身出世を志して江戸へ来た田舎武士の目を通して、相馬大作、鳥居耀蔵、鼠小僧を描いた一作。人間「こうありたい」と思ってもなかなかうまくいかないものだと考えさせられますし、英雄的所業をなそうと思っても鼠小僧のようなある種犯罪者の方が世に名を残すものだと思い知らされます。
それにしても風太郎先生は鳥居耀蔵が好きですね。私が読んだここ数作で何度も出てきています。

2020/09/06 (Sun) 21:06
『天国荘奇譚』

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山田風太郎『天国荘奇譚』も読み終わりました。

風太郎先生のミステリー作品を集めたもので、風刺的な作品、コメディタッチな作品が入っています。

『天国荘奇譚』
男子寮の天井裏に隠された秘密基地、それを作った悪童達のハチャメチャな悪戯を描いた一作。教師を罠に嵌めて笑いものにする辺り、風太郎先生の意地悪さが滲み出ているように思えます。幾つかは実話らしいです。

『露出狂奇譚』
十万円の賭けに乗り、下半身を出しながら銀座を歩く男。警官をはぐらかしながら歩く様が笑えます。

『賭博学体系』
偶然の重なりが招いた友人の死。これを良しとせず、故人の友人達を追求する未亡人が恐ろしい。

『極悪人』
極悪人について小説を書くべく、取材を敢行する主人公。しかし根っからの悪人はなかなか見つからない。最後に、主人公自身が極悪人たる相貌を見せているのが風太郎先生らしい。

『大無法人』
45歳まで生真面目に生きてきた医者が、道楽にハマったり、様々な人生実験を試みる。最後は殺人まで計画するが、強烈なしっぺ返しを食ってしまう。

『ダニ図鑑』
人の善意に付け込んでくるダニのような人間を嫌悪する主人公。半ば自暴自棄になりながらも一人の女給を救うが……。人生の無常を描いた一作。

『青春探偵団』
奔放な高校生六人で作った「殺人クラブ」。探偵小説を愛好する彼らが、本物の事件に巻き込まれたり、先生に悪戯を仕掛けたりの六短編から構成されている。せがわまさき先生が漫画化もしてますね。

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