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Author:バカッパ
作家志望30代の書評等日記のようなものです。

自作の小説については、「小説家になろう」サイトに掲載されておりますので、興味があれば是非!

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2018/05/26 (Sat) 12:04
二次会

職場の飲み会があり、久々に二次会まで出ました。

最近めっきり酒に弱くなり、とても付き合いきれなくて大抵一次会で帰ってましたが、送別会だったのでね。

馬鹿みたいな昔話とかで盛り上がって大笑いしましたが、やはり翌日に響きますねえ。今日辛い……

歳だなあ。


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2018/05/19 (Sat) 20:47
『忍法双頭の鷲』

山田風太郎『忍法双頭の鷲』を読みました。

絶版となっており、前々から読みたいと思っていた忍法帖の一作でしたが、ベッキー主演のドラマの原作になったとのことで、今回復刊されたものです。本当にありがたい、ベッキー様様です(笑)

内容は、五代将軍・綱吉に替わる際、公儀隠密も伊賀から根来に替わらんとしており、大老・堀田正俊に目を掛けられた根来者が諸藩の情勢を探らんと暗躍する。その中で追いやられた伊賀者も絡んできて、忍者同士の戦いも起こります。

根来者の若い二人の忍者が主役で、彼らが一生懸命任務に取り組むも、報われない様(誠実な藩政を行っている者が取り潰されたりなど)が描かれ、「忍びの者」のせつなさが伝わって来ます。最後も非常に哀しい定めに翻弄されますが、忍法でちょっとしたしっぺ返しをしており、忍法帖にしてはまだ救いのあるラストのような気がします。

読めて良かった一作でした。


2018/05/03 (Thu) 20:05
『海鳴り忍法帖』

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山田風太郎『海鳴り忍法帖』を読みました。

読んでいなかった長編忍法帖の一つで、なかなか読み出せませんでしたが、いざ読み始めたらやっぱり面白かったです。

話としては、戦国の梟雄・松永弾正に将軍家が襲われ、御台と側室の昼顔が狙われる。御台を慕う雑仕・厨子丸はその仇を討とうと、鉄砲鍛冶の天才的な技術をもって松永軍に立ち向かうというもの。終盤では、日本のヴェネチアと称された堺を舞台に攻防戦が繰り広げられる。

松永弾正に従う根来僧が奇怪な忍法を駆使して襲い来るのだが、凄まじい火力の砲術の前にあっさりとやられてしまうあたり、科学と忍法の対比を描いていて興味深い。他の忍法帖でも似たような描写があったが、風太郎先生は太平洋戦争で日本がやられたのを意識して書いていたようだ。

あとは昼顔の方の凄まじさが目を引く。妖艶無比と形容されているが、傾城に身をやつしても美しさを保つような書き方は風太郎先生ならではだと思う。

やはり忍法帖は面白いと改めて感じた一作でした。次は先月、ドラマ原作で復刻した『忍法双頭の鷲』を読みたいと思う。

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