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バカッパ

Author:バカッパ
作家志望40代の書評等日記のようなものです。

自作の小説については、「小説家になろう」サイトに掲載されておりますので、興味があれば是非!

作家としては山田風太郎先生を敬愛しています。その他、マンガ(古くは藤子不二雄・石森章太郎、キン肉マン、最近のモノまで)、ゲーム(ドラクエ・逆転裁判など)、プロレス(主にNOAHを応援しています)、特撮(ウルトラマン・仮面ライダー)などが好きです。

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2019/12/31 (Tue) 22:04
『休む技術』

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今年最後の一冊として、西多昌規『休む技術』を読みました。

精神科医が過去に書いたベストセラーの文庫版との事で、「休む」事にクローズアップして、色々な考え方が示されています。

データとして出ていますが、やはり日本は有給消化率が世界でもワースト1との事で、「休みにくい」体質が蔓延しています。「欧米人は人生のために休日を使い、日本人は仕事のために休日を使う」と言われますが、本当にそういう考え方が浸透しているように思います。

本書では、息抜きの仕方とか、休みに対する考え方とか、休んだ方が効率が上がるとか、休みの効能を強調しております。是非とも日本の管理職がこういう本を読んで欲しい(笑)

私の職場なども変わってきていますが、まだまだ欧米みたいな楽しく人生を生きるような考えには程遠いように思います。日本的な休みに関する誤った認識が少しずつ改まる事を期待します。

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2019/12/15 (Sun) 12:14
『ツナグ 思い人の心得』

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辻村深月『ツナグ 思い人の心得』を読みました。

今年、人に薦められて『ツナグ』を読みましたが、その続編です。前作を活かしつつ、7年後という設定になっており、社会人になった使者(ツナグ)の歩美君が描かれています。

前作に絡む話あり、歴史上の人物に会いたいという突飛な話あり、使者を使わないという話ありで、死者と生者を繋ぐ「使者」を様々な形で見事に描いています。使者の歩美君を使者としてだけでなく、人間として成長していく様も描いていて、上手だなと思います。

前作を読んだ方なら是非ご一読あれと思います。いい読み方ではないかも知れませんが、一気に読んでしまいました。

これはまだ続くのかな? もう少し先も読んでみたい気がします。

2019/12/01 (Sun) 21:44
『創竜伝14』

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田中芳樹『創竜伝14』を読みました。

何とまあ私が中学の頃から書かれている長編小説で、13巻が出たのは2003年です(笑)。どういうペースなんだかと思いますが、この方、銀河英雄伝説だとか、アルスラーン戦記だとか、書いている人で、いつまでも続刊が出てませんでした。この14巻も本屋で偶然売っているのを見つけて驚いた次第。

もう一つ驚いたのが、15巻を来年中に刊行し、ついに完結するとのこと。内容からしてそんなに簡単に終わるようにも思えず、本当かよ、と感じましたが、英断だと思います。読者としては、さすがにそろそろ始末をつけて欲しい。

さすがに時代も進んだためか、作中にスマホは出ていますし、ドローンが出て来たりと、今の世の中に合わせてありましたね。話そのものは現代日本を風刺しつつ、竜を始め、化け物が跳梁跋扈する様を見事に描いており、やっぱり面白いです。竜堂兄弟四人の個性も物語を上手く引っ張っていると思います。

まあとりあえず来年に15巻が出るのを信じて待ちたいと思います(笑)

2019/10/22 (Tue) 20:44
『岩宿の発見』

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母校へ行き帰る新幹線で相沢忠洋『岩宿の発見』を読みました。

少し前に群馬へ行った際に岩宿遺跡の近辺へ行く機会があり、立ち寄った博物館で本書を購入しました。

歴史の教科書なんかにも出ていますが、群馬の岩宿遺跡を発見した相沢忠洋氏の自伝で、発見までの生い立ち等まで詳しく述べられています。家族の事でかなり苦労をされた方のようで、家族の団欒を求めて、遠い祖先の体臭を追っていたと言います。また、身分的な差別意識(学者でない民間人による発見だった事もあり)や対抗グループなどもあったようで、大変だったんだなあと思いました。

この方の発見で、日本に縄文以前の時代があった事がわかった訳で、遺跡に行った事もあり、改めて感心させられました。古い本ですが、良い一冊です。

2019/09/17 (Tue) 20:10
『コンビニ人間』

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村田沙耶香『コンビニ人間』を読みました。

芥川賞受賞作で気になっていて、文庫になったところで買いましたが、やっと読んだ次第。読み出したらわりと一気に読み切ってしまいました。

どこか人と違う主人公は30代になってもコンビニのバイトで暮らし、もうそれが生活の一部、人格形成の一部となっており、それを取り巻く状況が描かれています。

とにかく主人公と白羽という男のダメっぷりが秀逸です(ここで二人をダメと言ってしまうと、主人公から見た「こちら側の人間」になってしまうのだろうが)。主人公は何処か世間からズレているし、白羽は本当のクズみたいな男で、上手に描かれていると思います。小説にはこういう人物が必要だなと、改めて実感させられました。

あと作者自身がコンビニでバイトを続けていたというだけあって、コンビニの中の描かれ方が実に見事です。アルバイト達も「こういう奴いるなあ」って感じに書かれています。

ちなみに作者の師匠(?)は宮原昭夫という芥川賞作家なんですが、私が何度かコントの投稿で載せてもらった地元新聞の選者がこの方なんですよね。だからどうしたという訳ではないですが、多少なりとも縁を感じます(笑)


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