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バカッパ

Author:バカッパ
作家志望40代の書評等日記のようなものです。

自作の小説については、「小説家になろう」サイトに掲載されておりますので、興味があれば是非!

作家としては山田風太郎先生を敬愛しています。その他、マンガ(古くは藤子不二雄・石森章太郎、キン肉マン、最近のモノまで)、ゲーム(ドラクエ・逆転裁判など)、プロレス(主にNOAHを応援しています)、特撮(ウルトラマン・仮面ライダー)などが好きです。

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2020/03/08 (Sun) 20:38
『光のない海』

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白石一文『光のない海』を読みました。

この方の作品は結構好きで何作か読んでいますが、本作もなかなか面白かったです。

親の離婚や死去、妹の不幸な事故を経た社長が主役で、人生の孤独や他者との不思議な縁に巡り合いながら話が進んでいきます。登場人物は大半が何かしら過去に傷や秘密を抱えており、人の人生が表面上のものだけではないことを思い知らされます。

ちょっと最後がスッキリしない感じはありますが、共感できる部分も多く、良い一冊でした。


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2020/02/29 (Sat) 20:53
『旅人 国定龍次』

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2月も終わる前(うるう年でもう一日ありましたね)に書評を。

山田風太郎『旅人 国定龍次』を読みました。

江戸末期の有名な渡世人・国定忠治に息子がいたという話で(実際にもこの話で兄として出て来る千乗坊という人がいたようですが)、彼がひょんな事から一流の渡世人になる為、諸国を旅する話です。そこに大前田栄五郎の娘で龍次に恋するおりん、薩摩の浪人で龍次の用心棒となる草堂万千代が絡んできて、各地で騒動を起こします。

龍次は鉄砲玉のような気性で、喧嘩っ早く、相手が新選組であろうと立ち向かって行き、爽快感を与えてくれます。各地で揉め事を起こしては解決し、新門辰五郎や清水の次郎長にも気に入られます。

しかし、終盤、幕末の幕府と薩摩の争いに否応なく巻き込まれ、風太郎先生らしい無常感の残るラストとなっています。

二冊なので、読み始めるのになかなか踏ん切りが付きませんでしたが、読めば相変わらずの内容でした。

2019/12/31 (Tue) 22:04
『休む技術』

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今年最後の一冊として、西多昌規『休む技術』を読みました。

精神科医が過去に書いたベストセラーの文庫版との事で、「休む」事にクローズアップして、色々な考え方が示されています。

データとして出ていますが、やはり日本は有給消化率が世界でもワースト1との事で、「休みにくい」体質が蔓延しています。「欧米人は人生のために休日を使い、日本人は仕事のために休日を使う」と言われますが、本当にそういう考え方が浸透しているように思います。

本書では、息抜きの仕方とか、休みに対する考え方とか、休んだ方が効率が上がるとか、休みの効能を強調しております。是非とも日本の管理職がこういう本を読んで欲しい(笑)

私の職場なども変わってきていますが、まだまだ欧米みたいな楽しく人生を生きるような考えには程遠いように思います。日本的な休みに関する誤った認識が少しずつ改まる事を期待します。

2019/12/15 (Sun) 12:14
『ツナグ 思い人の心得』

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辻村深月『ツナグ 思い人の心得』を読みました。

今年、人に薦められて『ツナグ』を読みましたが、その続編です。前作を活かしつつ、7年後という設定になっており、社会人になった使者(ツナグ)の歩美君が描かれています。

前作に絡む話あり、歴史上の人物に会いたいという突飛な話あり、使者を使わないという話ありで、死者と生者を繋ぐ「使者」を様々な形で見事に描いています。使者の歩美君を使者としてだけでなく、人間として成長していく様も描いていて、上手だなと思います。

前作を読んだ方なら是非ご一読あれと思います。いい読み方ではないかも知れませんが、一気に読んでしまいました。

これはまだ続くのかな? もう少し先も読んでみたい気がします。

2019/12/01 (Sun) 21:44
『創竜伝14』

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田中芳樹『創竜伝14』を読みました。

何とまあ私が中学の頃から書かれている長編小説で、13巻が出たのは2003年です(笑)。どういうペースなんだかと思いますが、この方、銀河英雄伝説だとか、アルスラーン戦記だとか、書いている人で、いつまでも続刊が出てませんでした。この14巻も本屋で偶然売っているのを見つけて驚いた次第。

もう一つ驚いたのが、15巻を来年中に刊行し、ついに完結するとのこと。内容からしてそんなに簡単に終わるようにも思えず、本当かよ、と感じましたが、英断だと思います。読者としては、さすがにそろそろ始末をつけて欲しい。

さすがに時代も進んだためか、作中にスマホは出ていますし、ドローンが出て来たりと、今の世の中に合わせてありましたね。話そのものは現代日本を風刺しつつ、竜を始め、化け物が跳梁跋扈する様を見事に描いており、やっぱり面白いです。竜堂兄弟四人の個性も物語を上手く引っ張っていると思います。

まあとりあえず来年に15巻が出るのを信じて待ちたいと思います(笑)

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