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バカッパ

Author:バカッパ
作家志望40代の書評等日記のようなものです。

自作の小説については、「小説家になろう」サイトに掲載されておりますので、興味があれば是非!

作家としては山田風太郎先生を敬愛しています。その他、マンガ(古くは藤子不二雄・石森章太郎、キン肉マン、最近のモノまで)、ゲーム(ドラクエ・逆転裁判など)、プロレス(主にNOAHを応援しています)、特撮(ウルトラマン・仮面ライダー)などが好きです。

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2021/05/16 (Sun) 20:50
『絆回廊』

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大沢在昌の新宿鮫シリーズ10『絆回廊』を読みました。

ついに文庫版の最後まで来ました。1作目からの付き合いである恋人・晶、上司・桃井との関係に急展開があり、大きな転換点となる一作だと思います。そして、同期のライバル香田もまた姿を現しますし、仙田に替わる新たな宿敵となりそうな陸永昌が登場。

「警官を殺す」と言っている大男の正体を洗っていく過程など、非常に読み応えがありました。ここまで読んできた者としては最後は寂しく悲しい。これから鮫島がどうしていくのか気になる終わり方です。

いよいよ最新刊の『暗約領域』に着手出来ます。12作目の『黒石』も連載開始していますし、まだまだ楽しめますね。

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2021/05/09 (Sun) 23:45
『鮫島の貌』

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大沢在昌の新宿鮫短編集『鮫島の貌』を読みました。

上司の桃井や恋人の晶視点の作品や犯人視点の短編、シティハンターやこち亀関連のボーナス作など、新宿鮫の世界観を広げる感じの作品の数々で楽しめました。

最後が仙田の息子が出て来るという短編でしたが、捻りもあり、『狼花』の補完でもあり、面白かったです。

2021/05/01 (Sat) 17:22
『狼花』

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大沢在昌の新宿鮫シリーズ9『狼花』を読みました。

シリーズを通してのライバルとも言うべき仙田、そして同期の香田との決着がつく、クライマックス的な一作。本作登場の新キャラクター・明蘭やヤクザの毛利も魅力的で、ストーリーを面白い方向に展開させます。

毛利の所属する作中最大の暴力団・稜知会のやり方がえげつなくてリアルな雰囲気を醸し出しています。外国人犯罪と暴力団、どちらを強く取り締まるか、当時は実際の警察も悩ましかったのかなあ。

仙田の正体も判明し、ここまで読んできた者としてはカタルシスを感じます。そして、結末の何とも言えない感じがまた上手です。

2021/04/24 (Sat) 20:32
『風化水脈』

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大沢在昌の新宿鮫シリーズ8『風化水脈』を読みました。

新宿の歴史を描きつつ、第1弾から登場するヤクザ・真壁が再登場。現在の高級車窃盗事件に過去の事件が絡んで、重厚な作品になっています。

鮫島と知り合う老人・大江の秘密が明らかになる事で、人の生き様を考えさせられます。

若干ご都合主義的な感はありましたが、真壁についても一つの決着が付き、読み応えがありました(そもそもページ数も長い!)。



2021/03/28 (Sun) 19:49
『灰夜』

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大沢在昌の新宿鮫シリーズ7『灰夜』を読みました。

1巻からシリーズを貫く、自殺した同期の宮本の七回忌へ行った先で拉致される鮫島。檻の中で起きた事を整理する部分が読ませます。鮫島は毎度毎度、苦難に遭いますね。

宮本の旧友、公安警察、麻薬取締官、悪徳警官、北の工作員などが絡んできて、何者が何の目的で鮫島を狙ったのかが気になり、引き込まれました。

遠い地方都市ながら、ヤクザの繋がりなどで『新宿鮫』の異名を知る者も登場してきて、上手いなあと感じました。こういう書き方出来ると、鮫島の凄味が活きますよね。

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